フロアヒンジの交換
フロアヒンジの仕組み
ドアのフロアヒンジは、3つの器具で構成されています。
▼ フロアヒンジ本体
▼ フロアヒンジを収納するセメントケース
▼ 上部のカバーするフロアプレート
フロアヒンジのプレートからは、ドアが開閉する軸の箇所にドアを載せる部品が出ています。 そして、フロアヒンジを取り付けるドアの底に、このフロアヒンジの主軸に載せる部品(アーム)が取り付けられています。 また、ドア下部と同じように、ドア上部にも主軸になる部品が突き出しています。そして、トップピボットという部品が必要になります。トップピボットは、上部ドア枠とドアの上部の二箇所で1組になっている部品です。ドアピボットの役割は、ドアが開閉する回転を支えています。
フロアヒンジは、ドア下部に付けられているアームと、上部ドア枠とドア上部に取り付けるトップピボットとがセットになって、初めてドアクローザーのような役割を果たします。
重量のあるドアを調整する大きな役割をするため、フロアヒンジは簡単には動かないように設置しなければなりません。鉄骨に溶接したり、コンクリートで固める場合もあります。