大阪のマンションでポリカ屋根の取り替え
今回は大阪のマンションでポリカ屋根の取り替えを行いました。
マンションやアパートのオーナー様で「ポリカ」と聞いた事はあるけど、詳しい特徴がよく分からないと言う方もいらっしゃると思います。
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そもそも「ポリカ」とは、『ポリカーボネート』というプラスチックの一種です。
加熱すると柔らかくなり成形できるようになり、冷却すると固まる特性を持っている熱可塑性（ねつかそせい）プラスチックの仲間です。略して「ポリカ」などと呼ばれます。
光の透過率はおおよそ８５％以上とガラスに近く、ガラスの数百倍にも及ぶ耐衝撃性をもち、非常に割れ難い素材です。
実際にはABS樹脂の5倍、塩化ビニール樹脂の10倍、ポリエチレンやアクリル樹脂の50倍にも達するほどの強さがあり、ハンマーなどで強打しても割れないぐらいの耐衝撃性です！
更に熱伝導率が約２５％と低く、紫外線をカットするので屋根材や天井から光を入れるトップライトにも採用されています。
【ポリカーボネートの長所】
・一番の特徴は樹脂・プラスチックの中で素材の中で耐衝撃性が抜群に良い。
・耐久性、耐候性に良い。
・ガラスと同等の高い透明性（可視光線透過率は80～90％）。
・熱伝導率が低く、紫外線をカットする。
・曲げ加工、穴あけ、切断など、加工性が良い。
・成形加工した表面は美しく、光沢がある。
【ポリカーボネートの短所】
・表面硬度が高くないため、アクリルと比べて傷がつきやすい。
・高温高湿の環境下で変色、劣化しやすい。
・耐薬品性が悪く、アルカリ性や有機溶剤に弱い。
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